相談・通訳
通訳
さっぽろコミュニティ通訳
学校や保育所、区役所等で外国人との「言葉の壁」を解消するため、一定の研修を積んだボランティア通訳を派遣する制度です。原則として、札幌市関連施設に無料で派遣します。
利用時間
月曜日~金曜日 9時00分~17時30分
言語
英語、中国語、タイ語、ロシア語、ベトナム語、ミャンマー語、ネパール語、クメール語(カンボジア語)、韓国語、インドネシア語、モンゴル語 ⇔ 日本語
※そのほかの言語は現在登録者はおりませんが、担い手を探す努力をします。
相談・申込
札幌国際プラザ多文化交流部さっぽろコミュニティ通訳担当
TEL:011-211-2105
FAX:011-211-3673
メール: メールでの相談はこちらから
利用の流れ
- まずは国際プラザに連絡し、相談してください。
内容や日程などを検討し派遣可能かどうか判断します。
*外国人市民の増加に伴って利用件数も増加しており、全ての依頼に対応できない場合がありますのでご了承ください。 - 基本的には、行政機関、学校等が依頼者となります。
外国人から依頼がきた場合は、国際プラザから各機関に連絡し、「派遣依頼票(様式1)」を提出していただきます。
※保育所入所申込みのための保育所見学の場合は、外国人利用者から依頼票を提出していただきます。 - 利用上の注意の確認や、通訳に必要な情報(当日使用する資料等)の提供をお願いします。通訳者との間で事前に確認が必要な場合は、国際プラザを通じて行います。
- 【派遣当日】原則として、利用は2時間以内でお願いします。
通訳活動をスムーズに行うため、国際プラザの職員が同行することがあります。 - 終了後、14日以内に国際プラザに「利用後アンケート(様式2)」を提出してください。
当制度は札幌市補助事業として運営しており、国際プラザが通訳者に交通費を支給します。
行政機関・利用者の費用負担はありません。
利用できます
- 学校や保育所等での懇談、進路相談
- 入学、入園前のオリエンテーションや手続き
- 保健師の乳幼児家庭訪問
- 赤ちゃん健診
- 保育所の入所申請、それに係る希望保育所の事前見学
- 妊娠、出産に係る窓口での手続き など
利用できません
- イベント、セミナー、説明会など
- 病院などでの医療通訳
- 警察、裁判所、弁護士事務所などの司法通訳
- 学校での試験や学習支援、単なる付き添いなど、通訳ではないもの
様式
- 制度チラシ・利用上の注意
- 様式1:派遣依頼票(エクセルファイル、PDFファイル)
- 様式2:利用後アンケート(エクセルファイル、PDFファイル)
- 外国人向けチラシ(日本語・英語)
- 外国人向けチラシ(日本語・中国語)
- 外国人向けチラシ(日本語・ベトナム語)
- 外国人向けチラシ(日本語・モンゴル語)
- 様式3:保育所見学同行依頼票(ワードファイル、PDFファイル)
医療通訳
札幌メディカルコミュニケーションホットライン(011-211-2121)
どんなことをしてくれるの?
・札幌市内の病院への予約や問い合わせを、通訳オペレーターが通訳します。
・病院に行ったとき、電話通訳が使えます。
・英語か中国語の通訳ボランティアが一緒に病院に行くこともできます(同行通訳)。
・お金はかかりません(電話の通話料はかかります)。
※このサービスを使えるのは、札幌市内の病院です。病院で処方された薬を受け取るときにも使えますが、それ以外の薬局での買い物には使えません。
※医療を受ける人のサポートを目的としているため、それ以外の目的(例:美容、健康診断など)には使えません。
※あなたの個人情報は厳重に管理し、この事業のためだけに使用します。
どの言語を通訳してもらえるの?
・病院に予約・問い合わせをするとき/病院で電話通訳を使うとき
最大32言語
※詳細はお問い合わせください。言語によっては、すぐに対応できない場合があります。
・通訳ボランティアが一緒に病院に行くとき
英語、中国語
どうやって使うの?
<予約・問い合わせをするとき>
1.申し込みフォームを開き、次の3つのメニューから当てはまるものを選んで、必要事項を入力します。フォームは日本語、やさしい日本語、英語、中国語に対応しています。
・「行きたい病院が決まっていない人」
・「行きたい病院が決まっていて、病院への予約・問い合わせをしたい人」
・「行きたい病院が決まっていて、病院での通訳を希望する人」
2.入力後、011-211-2121に電話をすると、通訳オペレーターが電話に出ます。
※2回目からは、フォームの入力を省略できます。直接、電話をしてください。
3.通訳オペレーターが、あなたの病気のことや、行きたい病院を聞きます。病院が決まっていないときは、オペレーターから救急安心センターさっぽろ(札幌市保健所の相談窓口)に電話をつないで、相談することができます。
4.通訳オペレーターが、あなたと話したまま、病院にも電話し、あなたと通訳オペレーターと 病院の人の3人で、病院に行く日などを相談します。
5.同行通訳を申し込んだときは、一度電話を切って、通訳オペレーターからボランティアに相談します。一緒に行けるかどうか決まったら、あなたに連絡します。
※同行通訳を申し込めるのは、次の人だけです。
①札幌市内に住んでいる人(短期滞在を除く)
②札幌市外に住んでいる留学生と、その家族で、行く病院が札幌市内の人
※同行通訳は、病院に行く何日か前に申し込みが必要です。日程によっては同行ができない場合があります。
※英語は特定非営利活動法人SEMIさっぽろ、中国語はSCI(札幌中国語医療通訳グループ)の通訳者が同行します。
※通訳者はボランティアであり、医療通訳の訓練を積んでいますが、誤訳(通訳の間違い)の責任は一切負いません。
電話は毎日24時間つながりますが、病院への予約・問い合わせができるのは、平日の9時から17時までです。
<受診当日>
a)電話通訳を使うとき
1.病院で通訳が必要になったときは、あなたか病院から、011-211-2121に電話をします。
入力フォームから申し込みをしていなくても使えます。
2.通訳オペレーターが電話に出たら、受診している病院の名前、通訳してほしい言語、現在の状況を伝えてください。
3.電話通訳が始まります。通訳オペレーターの指示にしたがって電話機を受け渡すか、スピーカーフォンにしてください。
b)通訳ボランティアと一緒に行くとき
1.病院に行く前に、通訳ボランティアからあなたに連絡して、待ち合わせ場所などを決めます。
2.約束した時間に、待ち合わせ場所に行って下さい。
3.通訳ボランティアが同行して、医師などとの会話を通訳します。
病院などに医療通訳を派遣しているボランティアグループ
- 特定非営利活動法人SEMIさっぽろ(英語)※
SEMIsapporo(at)gmail.com
※依頼はメールでしてください。緊急の対応が難しいため 早めの連絡をお願いします。メールは随時受け付けますが、夜間の対応はできません。 - SCI(札幌中国語医療通訳グループ)(中国語)※
sp.chugokugo.iryotsuyaku(at)gmail.com
※依頼はメールでしてください。メールの受付は月曜日~金曜日の9時00分~17時00分です。緊急の対応が難しいため、早めの連絡をお願いします。
※メールを送信するときは、(at)を@に置き換えてください。
医療通訳派遣実施団体(一般社団法人全国医療通訳者協会)
「さっぽろコミュニティ通訳」「医療通訳」に該当しない通訳や翻訳などは、専門の事業者にご依頼ください。